
スーパーカブで避けられないトラブルが「パンク」
チューブを採用しているカブは、自転車と同じようにパンクしてしまいます。
この時は、気になる悪路を走ったところ・・・「パンク」していましました。。こういう場所って走りたくなるじゃないか!!

パンクしてしまった時は、近くにバイク屋さんがあれば良いのですが、長距離ツーリングで山の中だと絶望的になってしまいますよね。
楽しいツーリングのはずが、最悪中止になってしまうことは避けたいものです。
旅先でもパンクトラブルを回避できる道具を個人的にまとめてみました。
目次
カブのパンクを直す為の工具

いつもツーリングに車載している工具や修理キット、交換用チューブなどタイヤのトラブルはこれでなんとかなります。
中には要らないものもありますが、邪魔にはならないので一応携帯。
実際にパンクトラブルが無いので、タイヤとチューブを交換した時に練習を行ってきました。
初心者だと慣れていないとかなり難しいので、道具を揃えて予備練習を行うとスムーズですよ。
あくまでツーリングの出先でのパンクトラブルを回避するためです。
本来は各パーツごとにトルク管理を行う必要がありますが、ここでは緊急時の応急道具の紹介としています。
カブのタイヤ交換に使う超古いタイヤレバー

これ、超~~古いタイヤレバー。義父に尋ねると50年以上前のものらしい。
鍛造している刻印があるので相当な強度があるのは間違いなさそう。
これがめちゃくちゃ使いやすい形状をしていて、素人の私でも難なくタイヤを交換することができたスゲエやつ。市販のレバーは使いにくかった。
長さも短くて携帯に便利。一生物の工具である。
カブの予備タイヤチューブ2個

パンクをした際に、どこに突起物が刺さっているのか原因を突き止めてパッチ修理すれば早いけど、どこに穴が空いているのか、1箇所なのか、2箇所なのか調べるのは至難の業。
ツーリング中のトラブルにそんな余裕無いし。
ここはいっそのこと、丸ごとチューブ交換が確実でおすすめ!前後共用できるサイズなので便利。
予備に2個持っていくのは、万が一他のカブライダーさんがパンクして困っていたときの予備用です(その他車種もOKみたい)
チューブもAmazon、バイクショップでも手に入れやすいのが良いですね。
カブにも使える自転車用エアポンプ

近所のサイクルショップで購入しました。なんとロードバイク自転車用です。圧力ゲージがついていて、軽量&コンパクト!まさにカブツーリング専用と言いたい!!(違うけど)
カブタイヤの空気をシュコシュコするとあっと言う間に入っちゃいます。圧力が2kg近くなると重たくなりますが問題なし!
普段の日常点検にササッと空気圧チェックができるので、ゲージ付エアポンプがおすすめ。
パンク修理パッチシールキット

パンク修理キットも持っておいて損は無し!時間に余裕があるときは、パンクしたチューブを補修して再使用すれば安上がり!
パンクをした原因と場所を特定する作業が大変ですね。しっかりと穴を見失わないようにマーカーペンなども必要です。
パッチシールは自転車用で十分対応可能!チューブの修理も普段から練習をしておくべし!
慣れてしまえば、タイヤを車体から外すことなく、自転車のようにチューブだけでパンク修理もできちゃいますね。
コンビネーションレンチ(メガネレンチ)

パンクしてしまったタイヤを外すのに必ず必要になるコンビネーションレンチ。
サイズがそれぞれ異なるボルトになるので、サイズを揃えることが必要になります。
タイヤの中心にあるアスクルシャフトを止めているボルトをスパナやモンキーでは難しいので、型があるメガネレンチがおすすめ。
カブのボルトに合わせたものを全て用意すべし!
フロントのアスクルシャフトボルト19mm・14mm


リアのアスクルシャフトボルト19mm・14mm


チェーンアジャスターのボルト 12mm・10mm


チェーンカバーのボルト 10mm

細かいボルトはミニラチェットなどが便利!
車体樹脂パーツはネジで止められている箇所が多いのでドライバー1本も常に持っておきたい。


カブのチューブ交換の救世主ビードワックス

チューブ交換の最大の難所であるタイヤをホイールにはめ込む作業。デイトナビードワックスは軽量コンパクト。
チューブが噛んでしまったり、傷つけてしまったりするとまたパンクしてしまいます。
これを快適にしてくれるビードワックスクリームがおすすめ。
これをタイヤとホイールに塗ると、ヌルヌルとスムーズにタイヤをはめ込むことができるスゲエやつ。金額も安いので一個くらいは携帯しておきたい。
カブのリアブレーキボルトに使う割りピン

タイヤを外す際は、リアブレーキのトルクロッドを外します。その際ボルトの外側に割ピンが使用されています。
再利用はできないので、外した後は新しいピンで止めるようにしよう。
画像にはありませんが、割りピンを外すときはラジオペンチも必要。

カブがパンクしてしまった時の対処法を考えておこう!
万が一出先でパンクしてしまったら?
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暗い中でのパンク修理はLEDヘッドライトが便利
暗い時間帯だと、手元がほとんど見えない!
もし暗いところしかない場所には、ヘッドライトを装備すると良いです。
両手を塞がず、目先をしっかりと明るくしてくれる優れもの。キャンプでもあると大変便利なので、ひとつは携帯しておきたいおすすめのアイテム。
カブのパンク修理スキルは身に付けておきたいが・・・
今ではYOUTUBEでカブのパンク修理が数多くあるので、それを見ながら練習するとスムーズ。
慣れてしまえば、短時間で修理・交換をすることができます。
しかし、あくまでツーリングで出先でのパンクトラブルの回避する為であることや、感覚での整備となります。
車体パーツに大きな負荷がかからないよう、本来はボルトを締め付けるトルク管理をしっかりと行わないといけません。
パンクトラブルを無事に回避できた後は、専門のバイクショップに見てもらうと良いでしょう。
それでは良いカブライフを!